見るからに歴史の重さを感じる東大寺南大門。
創建時の門は平安時代に大風で倒壊したため現在の門は鎌倉時代に東大寺を復興した重源上人(ちょうげんしょうにん)が再建したもので1199年に上棟し、1203年には門内に安置する仁王像とともに竣工した。
構造は入母屋造(いりもやづくり)五間三戸二重門でただ下層は天井がなく腰屋根構造となっている。
また屋根裏まで達する大円柱18本は、全長21mにも及び門の高さは基壇上25.46mもある。
まさに大仏殿にふさわしいわが国最大の山門である。
ただ見るだけでなくもう一度その歴史も一緒に調べたり考えたり思いを馳せたり!歴史が残っているって本当に素晴らしく幸せだと思う。