ここは六華苑と言って、元は三重県は桑名の実業家二代目諸戸清六の邸宅として大正2年に建てられた邸宅です。
設計はイギリスからやってきたジョサイア・コンドル、鹿鳴館と聞けばどなたも一度は耳にしたことがあるかと思いますが、その設計もジョサイア・コンドルが手がけたものです。
ジョサイア・コンドルは「日本近代建築の父」と称されのちに東京駅舎を設計した辰野金吾の師でもありました。
見て見て!(笑)このアール形の塔屋!ガラスまでアールを付けてあるあたりが何とも憎いですよね~!
この邸宅の特徴は洋と和両方くっついているところ(゚д゚)!
明治期の洋風建築には和館を併設する例がありましたが、ここまで大規模な和館を接続させた設計は珍しいそうです。
なんともモダンでしょ~!!
当初の設計時塔屋は3階建てだったのですが、桑名の海を見渡せるよう急遽4階建てにしたそうな。
塔屋のてっぺんに立つ避雷針がなんともオシャレ~~!!
和館の廊下
和館にもブラケットライトが!
可愛らしい洋館のブラケットライト
これは照明のスイッチです(*゚▽゚*)